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番地
先日、夫婦だけの会社の自宅葬があった。

現地集合の自宅葬は、依頼を受けた瞬間からヒヤヒヤする。
住所と名前だけで現場を探し出し、指定された時間までに到着しなければならない。
たとえ到着地点がわかっても、途中の道のりに大変苦労してしまう。
地理は苦手。

先日も、与えられたヒントは『○○町1598番地  ○○家』
早速インターネットで調べたら・・1598番地が、ない!
いくつかのサイトで検索しても・・ やっぱりない。

○○町1465番地の次は、1605番地。
とりあえずこの二つを検索してみたら、なんか・・めちゃめちゃ離れてるんですけど・・・。

ボスへ連絡し、1598番地が出てこないと訴えると、「えー?ないのぉ?」
依頼主である夫婦だけの会社に連絡をとってもらうと
「近くの○○小学校を目指して行くように。
そこから100メートルほどの場所に駐車場があり、看板も設置されてるからすぐにわかる」
と、社長に言われたらしい。

○○小学校は、検索した時に出てきたのですぐにわかった。

たぶん、40分程度で着くだろうと予測して一緒に行く友人に出発時刻を連絡。
次の日、やっぱり不安なので50分前には家を出た。

途中のルートは、最近できた新しい道。
検索画面ではまだ繋がっていなかったけど、車が通っているのは何度も見たことがある。
それまでクネクネクネクネ曲がりながら出ていた国道も、ここを通れば一直線・・らしい。

一直線に走ると、10分程度で国道に出てしまった。。 友人と口をそろえて「早っ!」

そこから○○小学校まで約10分。 
現場を確認したら、ちょっと離れた場所に車を停め、缶コーヒー飲もうね~ などと
楽勝気分で30分前には小学校まで到着し、そこから100メートルの駐車場を探す。

ないっ!

駐車場もなければ、看板も見当たらない。
手前に100メートルなのかもしれない。 こっちに100メートルなのかもしれない。
曲がり道があるたびに「こっち?」 「ここ通った?」 「こっちは?」 とうろうろうろ。
約30分のコーヒータイムは、小学校から約100メートル地点の駐車場探しで全部つぶれ
偶然見つけた看板のある駐車場は、ご近所の庭。 3台程度駐車可。
たしかに、小さな小さなご葬儀の張り紙が「こんなんわからんわ!」って場所に貼られていた。

たまたま通りかかった顔馴染みの料理屋のおっちゃん(当家に弁当を運んできた)から当家の場所を教えてもらい、ブツブツ文句を言っていたら、同じく夫婦のみの会社の社長から
『○○町1598番地』との連絡を受けていたらしく、1500番代の番地なんてないじゃん!と困り果て、しょうがないので住宅地図でいろいろ調べてみたら、○○町19△△番地だったとか・・

(っ`Д´)っ・:∴ゴルァ!!!!!! 社長ーーー!! しっかりせえよ!
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わたくしわさび、忘れ物が多いです。

派遣先には、あまり所持品を持ち込まないようにしておりますが、たま~に何かを持ち込むと、必ずといっていいほど忘れて帰ります。

がさがさ手なので、冬場はハンドクリーム。
季節の変わりめ、乾燥した季節などには、メンソレータム薬用リップ。
昼食代などの支払いに、財布。

鞄の中からバラバラと必要なものだけを持ち込み、その辺にポイと置いて、うっかり忘れるのはしょっちゅう。

派遣ゆえ、また今度いつ訪れるかわからない式場に置いておくと、捨てられていたこともありました。

捨てるか・・・ふつう。。。


「ああ・・今日もよう頑張ったなあ」とまったく反省もせず山を越え、家までの道のりの約半分、車をおよそ20分程度走らせた場所で忘れ物にΣ┌| ゚o゚|┘ハッと気づき、再び山を登ったこともありました。

つい先日のないない館では、駐車場がいっぱいのため近くのホームセンターに無断駐車していたので鞄ごと式場に持ち込んでしまい、帰る際、冷蔵庫の中身を整理していて出てきた頂き物のアイスクリームを頂き、嬉しさのあまり鞄のことなどすっかり頭から消え、
「お疲れさまでしたあ~」とホームセンターが閉まる直前に取ってきていた車の中でごそごそしていたら新入社員のサイトーが車の前に現れ、「待ったーー!」 と 大!

こいつ・・アホか。 と思っていたらダイナマイトれこちゃんがわさびの鞄を手に
「これ、忘れてますよ」

m9(≧∇≦*)ノ彡☆ブ '`,、'`,、'`,、 ッ!!! と笑いながら車を下りたら車が前進・・ 

危うく、サイトーを轢き殺すところでした。。。



とまあ・・人間誰しも忘れることはあるってことで・・・

葬儀屋での忘れ物


第1位!


       遺骨



第2位!


       香典


もしもの時も、お忘れになりませんように m(_ _)m

夫婦だけの葬儀屋。
ここの式場がほぼ完成した時、おがくずだらけの式場の掃除をしろとの依頼にちょっとだけ驚いてしまった。
あれから一年。

8ヶ月ほど前から社長の入院と共にぱったりと仕事の依頼がこなくなり、昨年末あたりからぽろぽろと復帰しているという噂はあった。

先日、仕事の依頼で久しぶりに会館を訪れるとしみじみと一年前の事を思い出してしまった。

zui.jpgzui2.jpg 








足を踏み入れるとサクッと音のする約1センチほど積もったおがくずだらけの式場に、ポツンと置かれた大きな業務用掃除機。
一軒家を葬儀場にしたような小さな会館だけど、それでも掃除はそれなりに大変だった。
掃除機をかけてもかけてもどこからともなく木屑は降ってくるし、祭壇が置かれている部分には、やもりまで降ってきた。
台所は埃だらけで、茶色に染まった食器も全て放り出し、食器棚から磨きあげ・・ 
今は、そんな面影は何もない。 

社長はここをアットホームな場所と呼び、ここで行われる式のことをアットホームな式と呼んでいる。

そして奥さん不在の中行われた今回のアットホームな式。
社長と、チャーリー浜にそっくりなおじさんが手伝いに来ていた。

開式後、派遣司会のヨネちゃんに手招きされて近づくと、「社長じゃ話しにならん!」と、打ち合わせ段階から全く話の通じない社長にかなりのご立腹。
そんなこと、今始まったことではありません。 

しばらくの間、その場からなかなか離れられない司会さんと駐車場に設けられた受付のストーブのそばから離れようとしない社長との伝書鳩となってタクシーの数やらバスの有無などを聞いて伝え、焼香が一つ足りないと言っても全く耳を貸さなかった社長は、霊柩車を持ってきた別の会社の青ちゃんと事務所に入ってコーヒータイム。

ヨネちゃん・・ 社長が消えてしまいました。。 (^^;) ポッポ
新たな焼香も見つかりません。。 ( ̄ー ̄;  ポッポッポ

「じゃあ、私が喪主焼香って言ったら、導師の焼香取ってきて回して」と言われ、
「怒られたら持ってこんでええよ」と付け足すヨネちゃん・・ お前なあ。。。 

この日のお寺さんは3人。
閉式し、棺を移動してお別れの時間・・なのに、1人の坊さんだけが寺部屋に戻らず棺の横にじ~っと立っている。
何やってんだろ?と見ていたら、お寺さんも「あれ?」って顔してこっちをチロチロ見ていて
目と目で は? へ?  状態。 

しばらくして司会のヨネちゃんが(*゚ロ゚)ハッ!!と気づき「棺の蓋!」  ・・・ は?
わけのわからないままとりあえず祭壇まで行き、棺の蓋を持ってお寺さんとヨネちゃんの様子を伺いながら、ずらすのか? もうちょっとずらすのか? おおお?全開かあ??

チャーリー へるぷみ~ !! 


出棺を終え、仕上げ法要の準備のために掃除をしていると、社長が
「うちの式どんな? こじんまりしてよかろう」と自信満々に聞いてきたので
本日の式・・ お前は見たんか! と思いながらも、口から出た言葉は

「・・・ アットホームですね」 (´ ▽`).。o♪♪

手袋
ちょっと久しぶりにないない館に入ると、白い手袋使用ってことになってました。
なんでも鑑定団で鑑定人がつけてるような、薄い白い手袋。

別の式場でも白手袋を使用している式場は多く、お客さまの接待中はつけてる事が多いのですが、はっきりいって、白手袋の意味はよくわかりません。
清潔感を出すため・・なんかな。 どう見ても、気取っているようにしか見えんので個人的にはあまり好きではありません。

会社によっても考え方はばらばらなようで、半額館だけは花切りの時だけ使用。 
なぜなら・・手が汚れるから。
茎折ったら緑の汁がつくじゃん・・ だそうで。。。

お茶を出したりおしぼりを渡したりと水物を触ることも多いので、その度に付けたり外したり付けたり外したり・・そのうちどこに置いたっけ??ってことになり・・
そうか、だからわさびは手袋が嫌いなのか。

ないない館だけは、そんな気取った手袋なんてもんはなかったのに・・ ちょっとショック。


この日の親族さん達は早い時間から式場の方に集まっておられたので、誰もいない食事室兼控室に上がってみると、窓から眩しいほどの陽が入り込んでいて、ブラインドの角度を調節しようとくるくるくる・・

9330c088.jpg  


 
くるくるするとこが・・


 取れてしまいました。 




テーブルに上がって頑張ったのですが・・ つきません。。
続いてダイナマイトれこちゃんがテーブルに上がり・・ ううううううテーブルが・・気の毒で。。 
めがねに確認してもらうと、根元のカバーが割れているらしく・・ こりゃ直らんわ  だそうで・・

ほっときました。


慣れない白手袋をはめて式が始まり、棺の蓋が閉められる頃のし~んと静まり返った式場内。
寺部屋に戻っている住職を呼びに行かねばならないので、タイミングをはかりながら式場後方でじ~っと見ていると、棺に白い布をかけ、ずれないように横っちょを画鋲で止めていたダイナマイトれこちゃんの左手の手袋が白布と共に棺に画鋲でグサッ。

どうも思い切り押し込んだらしく・・ 右手も手袋はめてるし・・

しばらく棺と戯れていたれこちゃん。
ようやく手袋から手を出して手袋ごと引っ張って画鋲を抜き、一同 (;-_-) =3 フゥ 

ほんのちょっとショック状態のれこちゃんに「釘じゃなくてよかったなあ・・ 」となぐさめていると
「あ・・それM爺さんがこないだやりました」

見たかった。。 

広い空間を贅沢に使い、よくある左右対称、シンメトリーな空間とは違い、棺を中心にコンパスでまあるく引きかけた中途半端な円のように並べられた白い椅子。
円の途切れた部分には、生花で、小さな花道が描かれていた。

先日行われた自由葬。
男だらけ館では祭壇の花から盛り籠にいたるまで、すべて社員の手で作られている。
今回の作品はぬ~坊作。 

この日の式は3つ。 
別棟で行われていた式には全く顔を出すことはできず、1時間前に行われた別の式の開式が大幅に遅れ、出棺を見送ることもなく人手のいる棺への花入れを終えるとすぐにこっそり抜け出して、慌てて2階へとかけ上がり、とっくに始まっていた自由葬に参加した。

上がってみるとそこにはぬ~坊しかおらず、いきなり「献花の花渡して」と言われも、それまでほとんど1階の式についてたし・・ 何をどうやってどのように式が進んでいくのか、なにも聞かされてないんですけど。。

わからんままに献花が始まり、祭壇の斜め横に立って、まずはすぐそばに座られていた喪主のおばあちゃんに一本の菊を渡して様子をみることにした。
わさびから菊を渡されたおばあちゃん、
「へっ?私か?この花・・どうするん?」って・・ ( ̄ー ̄; ヒヤリ 知らん。。。

祭壇の真ん中あたりを指して「あそこに置く・・ んじゃないでしょうかねぇ・・たぶん。。 」 

「ああ・・ そうか」と言いながらおばあちゃんは何かを思い出したらしく祭壇の前でお辞儀をして、一輪の菊を献花台に置き、棺のおじいちゃんと寄り添うように置かれた椅子へと移動して座り、その後献花する人1人1人に、おじいちゃんと一緒に「ありがと」って・・ なるほど・・ そういう流れか。

どうにかこうにか、たぶん何事もなく献花は終わり、しばらく司会のナレーションが続き、棺への花入れ。

いつものように祭壇に飾られた花から4~5本抜くと、いきなりイケメン社員が花を挟んだ向かいに現れ
「あっ、わさびさん!これ抜いたらダメ」 って、おおー びっくりしたあ~。
イケメンはイケメンだけに、やっぱり花がよく似合う。 思わずどきっ!としちゃったわい!

抜いちゃったスイートピーを目立たない場所にグサッと挿してコソコソと横に移動し、イケメンから言われたとおり、お供えの花をポキポキとちぎった。。 

もっと花を入れたかったらしい故人の息子さんが
「献花台に置かれた花は入れたらダメなの?」 と聞いてきたので 
ええっと。。。 どうなんだろ? と思っていたらぬ~棒の
「献花の花はそのまま斎場まで持っていってそこでみなさんで入れましょう」 という一言で息子さんも納得。
花道の花を自由に摘んでもらい、中へと入れるように声をかけた。 

裸の大将放浪記の曲

    野に咲く 花のように 風にふかれて    の曲が流れる中、

それぞれがそれぞれの思いで選び、摘み取った花を手に、故人との最期のお別れ・・

おお! ステキではないか。ぬ~坊!
緑一色となった花道はイケメンから取るなと言われた祭壇の花と総入れ替えしたし、 
人手が足りないもんだからしょうがなく・・なんて誰にもバレとらんぞ。


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