忍者ブログ
ADMIN | WRITE| RESPONSE
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

お葬式だけでなく、パチンコ屋でもお馴染みの 花輪  でかいんです。

いつも 「花輪が勝手に動いとる!!」 と言われながらも花輪撤去は比較的得意。
なのに、花輪の組み立てに出くわす機会はあまりなく、
最近になって2度ほど手伝わせてもらった。

足の組み立ては撤去でいつもたたんでいたのでなんなくクリア。

問題は、あのまあるいでかいやつ。
持ち上げることができても、足の上の方にある金具に引っ掛けるには、
背は低い、手だって短い(足の長さは関係ない)わさびにはちょ~とキツイ。

と思っていたら、わさびとたいして身長の変わらないちび社員は、この花輪設置がめちゃめちゃうまい。

コツを教えてもらいながら何度も何度も挑戦していたら、3本足で立てていた足が倒れ、
会社のトラックにがっちゃ~ん。


そして先日、2度目のチャレンジ。

真っ暗になった式場の駐車場で、今回はイケメンに教わりながらがんばったけど、やっぱり花輪の引っ掛けには時間がかかる。

通夜式のあと、お泊りされる遺族の方の車も数台停まっていたので、前回のようにがっちゃんしてお客さんの車に傷でもつけたら大変なことになる。

気をつけながら、広い場所で組み立てているとやっぱり花輪を引っ掛ける時に足を倒してしまい・・車にはあたらなかったものの、足が折れた。

「ごめん・・ 折れちゃった。。。」

「よかったあ~ 今折れて。 木がもろくなってたんだと思うわ」

「いや・・ 倒したからだと思いますが・・・ 」 (-_-; 

どうにかこうにか完成品も作れるようになり、足付きの花輪を設置場所まで運ぼうと3本足を
2本足にした瞬間、それまで気にもならなかった、ほんの少しの風が吹いていたらしく

うわあああああああーーーー!! って言う間にわさびの作った花輪がわさびに襲いかかる。

思わず前かがみになりながらも、足だけは両手でしっかり持っていたため
くの字に曲げたわさびの背中にすぽっ。

  じ・・地面しか見えんぞ! どこ? イケメンはどこ??

そのままの姿勢をどうすることもできず、あっちにウロウロこっちにウロウロしていたらイケメンが走ってきて

  「もう!姉さん!! 亀じゃないんだから!!」


それから数分もしないうちに、お泊りされている遺族の方が式場から出てきて

「車・・どかしときますね」 



すみませんねえ。。。

PR
変更
2度目の2つ並んだ棺は、1度めの式場とは違い、男ばかりの男だらけ館に呼ばれた時。

突然襲いかかった事故で寄り添うように亡くなられたご夫婦の式だったので、会葬者も多いだろうと予想された通り、200台ほど置ける駐車場もすぐにいっぱいになり、連休中の隣の銀行の駐車場、ずーっと離れた道路沿いにまで、会葬者の車の列は続いた。
 
連休に合わせて休みをとっていた社員数名に加え、体調不良で休んでいる社員もいて、そうでなくてもてんてこ舞い状態なのに車整理に借り出された社員は一旦外に出るともう戻れない。

駐車場で社員が何人も走り回っている頃、わさびはないない館のメガネにそっくりな、男だらけ館のメガネと開式ぎりぎりまでずっらあ~~っと並べられたお供えの花や盛りかごに名前の札をつけたり外したり移動したりしていた。

こういったお供えの名前の順番はみんなかなり気を遣うらしく、開式直前まで一旦並べたお供えを 「あ・・やっぱりこっちが祭壇寄り。これとこれ入れ替えて・・ これとこれの間にこの人入れて・・」  いろいろと変更も多い。

開式間際になっても、祭壇の横にぎっしり並べられた花にはまだどれにも札が付けられておらず、たくさんの人が席に着いて祭壇に飾られたご夫婦の写真に涙しているその目の前で、顔や頭に花粉をいっぱいつけながら、森の中を出たり入ったりする任務についていた。 


それが終わってもいないのに、もう式が始まるというのに、こちらの式場で普段行われている、今回のように食事室やらロビーにまで式場を広げて行われる多人数の式には、複数の焼香台を同時に回す事ができてとっても便利な回し焼香(焼香台の下にコロコロが付いていて椅子に座ったままでお焼香ができる)の形を

「今日は立礼焼香にする?」 と言い出した専務。 なんだとーー!ヽ(`Д´)ノ

「わっさん、立礼焼香ってよそではどんな流れが多い?」

「中央から入って壁側に流れる事が多いですけど・・」 

「ふ~ん。 じゃあ、親族の前を横切るってこと?」

「そうなりますね、今の形だと。。。」

前を通ってはダメ。 外側から出てぐるっと後ろ回って中央入ってお焼香してそのまま中央通って後ろ通ってスムーズに戻れる方法をメガネと相談して・・と言われても、無理じゃー!


「だいたい、そんな椅子の並べ方にも、そのような座り方にもなってないよね、メガネ」

「ですね」

「外から出て外から帰ると座ってる人の前をくね~ってなりながら通って座るんだぞ」

「ですね」 
 

お前は・・ですね王国の王子か! 

結局、後ろの方の方まで焼香していただく時間もなく、式の途中で回し焼香登場。
山のような弔電、お別れにだって時間はかかり、こればっかりは早く早くってわけにもいかないし・・ ってことで、式は大幅に延長し予定より1時間以上もオーバー。 


専務のぎりぎりになっての突然のひらめきは焼香だけではなかった。
当初、食事室を式場の一部として使っていたため、食事は別棟の建物で行われる予定だったのが、雨の中の移動は大変だし・・ってことで、火葬場から戻られる40分ほどの間に元の食事室に戻してすぐに食事できる形にできる?との専務の提案に 

「やりましょう」 

と快く引き受けたのがわさびだとバレ、みんなからぶーぶーぶーぶー


出棺時、2台の霊柩車を見守る2頭の大型犬ゴールデンレトリバーの姿が、なんとも言えない式でした。

もうすぐ連休が始まろうとしていたある日、祭壇の前には2つの棺が並んでいた。
今の仕事を始めて2年とちょっと。並んだ棺を見るのは初めての経験。

故人は夫婦でもなく、親子でもない。 苗字の違う、どちらも高齢のおばあちゃん。

2人の関係といえば、それぞれの娘さんと息子さんが夫婦になった、共にお姑さん。

もちろん詳しい事は何も知らないけれど、とにかくこちらのご家族は大家族だったらしく、お互いの母親を引き取って一緒に暮らし、なかでもお姑さん同士はとても仲が良かったらしい。

片方のお姑さんが亡くなり、お葬式の依頼を受けて駆けつけた社員と当家の方とで式の段取りを決めている時、「もう一人の高齢のおばあちゃんをどうしよう・・」ということになった。

はっきりいって、足の悪いお年寄りにはちょっと厳しい作りになっているこちらの式場。
2階だし、狭いし、階段も急で、段差も高い。
足の短いわさびだと、2階まで駆け上がるにも途中でへたってしまう。

エレベーターがありますよ。  囲いはないけど。
式場の出入り口より、ちょっと幅の広い車椅子も完備しております。

その点職員はがっちりしたのやら、のっぽ、ちっこいのやら、突けば倒れそうなほそ~いのまで各種取り揃えてますので要所要所でお気に入りの職員を使ってくだされば・・ 

そんな会話を聞いていたかのように、おばあちゃんは亡くなってしまった。
ごめんね、おばあちゃん。。。

信仰していたものの違いから、当初時間をずらして行われようとしていた式も、
集まる親戚は同じ、姉妹のように仲のよかったお姑さん達なんだし・・という事で、
お寺さんの事ではほんのちょっと揉めたけど、2つ仲良く並べられた棺がなんとなく微笑ましく見えたのは、わさびだけじゃないような気がした。


ただし、2つ並ぶと何が大変って、こっちのお供えと持ち物が○○さん。あっちのが△△さんのだから間違えんように・・ってのがいろいろあって、仲良しなんだし、きっとおばあちゃん達はちょっとくらい間違えても許してくれそうな事も、我々にとってはぜったいに許されない。

祭壇に並べられた棺をお別れの時に動かす際、逆にしてしまったら全ての持ち物が全く逆になってしまい、一応棺の足元にそれぞれ名前が書かれていて火葬場職員がとんでもないミスをしでかして新生児取り違え事件のようにならない限りそれぞれのお墓に収まることはできるのでご先祖さまから「あんただれ?」ってことにはならないだろうけど、慣れ親しんだ持ち物が全部自分のじゃない事が原因で、せっかく今まで仲良しだったのに天国で大喧嘩されても困る。
頭がこっち向きにこう動くから手前の△△さんを向かって右にこう動かして、○○さんのはあっちだから・・ 何度も何度も頭に叩き込んだ。 



それから2週間もしないうちに別の会社で行われた通夜式・・

また2つかよ。。。

適所
とある式場には、ずっと不思議に思っているものがある。

それがこれ↓

to-sutata.jpg



  





トースター。

我が家では、主にパンを焼いている。 
でもたまにはグラタンを焼いてみたり、ホイル焼きを作ってみたり・・
アルミホイルの中に入れたバターがこぼれて火が出た経験、ありませんか?

ししとうなんかは丸ごとこれでちょこっと焼いて醤油で食べるとこれまた美味。
中にはめっちゃ辛いのもあって、ひぃ~って時もありますが、自分以外の人がひぃ~ってなるとおもろい。
その後は、なんとなくちょっと安心して食べることもできる。
1パックの中に辛いししとうが2つ入ってることは、あまりないから。

ピザなんかは切ってそのままこの中に入れるとチーズがだっら~って溶けて電球みたいなとこにはりついて真っ黒になって、しばらくは食パンを焼いてもなんとなく食パンが臭い。

ま、そんな事はどうでもいいんですけどね。


とにかくこういった食事に使う電化製品は台所に置くのがふつうだと思ってました。
がっ! たしかにそんな決まりはないというのも事実。
別にどこに置いたってかまわない。 
取扱説明書にもきっと 『台所に置け』 とは書いてないだろうし。

それでも、式場というたくさんの人が出入りする場所に置くならば、

  控え室だろ!

って思っちゃったりなんかするわけですわ。



なんで公衆電話の下なん?

to-suta.jpg





  



しかもロビー。
しかも外から入ってすぐの場所。 コンセントだって届かんし。

男だらけ館は、仏具店としても営業しているので、仏具はかなり高級そうなものが揃っている。

先日、会葬者だけでも1000人を超えるかなり大きな式があり、前日の通夜、式当日は急遽入ってきた別の通夜も重なって、終わってみれば派遣わさびも休憩なしで12時間ぶっ通しのお仕事。 社員は・・もっと長い。。 
そして 「明日暇?」 ってことで次の日の葬儀も手伝うことになった。 
すれ違うたびに「腹減った」とぼやいてた社員も、しだいに(〃´o`)=3 フゥ  ため息のみ。

3日め、ぶらぶらと最後の片付けをしながら、ぬ~坊&裏方のプロなっちゃんと
「やれやれ、疲れたあ~」 式場の椅子に腰を下ろし、ふと目についた大鐘。

( ̄ー ̄)ニヤリッ  

butugu.jpg

  おおおおおーーー

  ここのはでかいっ!




 「手え離せ! 手え離せ!」 ←ぬ~坊

butugu2.jpg  

 
  うおおおおおおーーーーー!!

  首が折れる。。。

  




 祭壇の上の方にある小さな小窓・・ 顔を出してみたいが届きませぬ。。。

butugu4.jpg


 なっちゃ~ん♪



 



  「何やっとん?」 ←ぬ~坊      えっと・・ 頑張っとん
butugu5.jpg butugu6.jpg 

  意地でも登ってやる!!  ってか、暖簾みたいなの邪魔っ!

butugu7.jpg butugu8.jpg 

 壁登り。 向きを変える事は不可能だった。


 いつの間にかやってきた同じ病の500円くん。

 わんぱくスージー(猿のおもちゃ)      くいだおれ人形 
butugu12.jpg      butugu13.jpg

    木魚も      見様によっては    おしゃれなバック
butugu9.jpg   butugu10.jpg    butugu11.jpg  

壊れたか。。。


Powered by 忍者ブログ  Design by まめの
Copyright © [ わびもさびもない ] All Rights Reserved.
http://wasabi1.blog.shinobi.jp/

プロフィール
HN:
わさび
性別:
女性
最新記事
(09/25)
(09/17)
(09/13)
(09/07)
(09/05)
最新コメント
[12/12 affossyBari]
[12/11 gnkbktwior]
[12/11 buy nolvadex]
[12/09 buy propecia]
[12/07 Ugg Boots On Sale]
バーコード
忍者ブログ | [PR]