ちょい疲れ気味。。
約一週間、仕事もなくプーな日々が続いたと思えば、 やった~仕事だ~と思ってわくわくしながら行ってみると、そこからバカみたいに入ってくる葬儀の後の通夜。 搬送入るわ・・ 人おらんわ・・ あっちもこっちも重なるわ・・ とっとと終わらせてライバル会社行け言うわ・・ 新人派遣は金魚の糞みたいにくっついてるわ・・ 頭痛するわ・・ バファリンなくなるわ・・ こんな日々を過ごしてました、ここんとこ・・・。 マイクから流れる司会の声が途切れ途切れになるほどの風の強い日・・宅葬だった。 親戚だという、やんちゃ坊主を代表するような子供とすっかりお友達になり、ここのお宅で飼われているザリガニ入りの水がめを挟んであーでもないこーでもない。 なかなか姿を現さないザリガニが普通のザリガニなのかアメリカザリガニなのかトオチカなのか・・それぞれが空想したザリガニに会えますようにと期待に胸膨らませながら、何度も濁った水をかき回していた。 朝食弁当が届き、ザリガニの餌になりそうなものを残飯の中から探し出して渡すと全部入れてるし・・ 「おねえ。。 あいつが・・ あいつが・・・ びえ~~ん」 泣いてるさいとについて行ってみると祭壇が組まれている部屋でザリガニ小僧が大暴れ、壁を覆っている白幕を引っ張り、画鋲が取れて幕がだら~んとたれていた。 「こんな姿いや。こんなのやだ!」 って言いながらちょっと嬉しそうなさいとの背中を踏み台にして無事元に戻した。 式の時間が近付き、台所をお借りして食器を片づけていると家の方が「すみません・・ちょっと」 「はい?」 台所を出て、困った顔のその人の視線の先には誰もいない。 「ええっと・・?」 「あ・・ 裏口なんですけど・・」 「へ?」 裏口を開けるとザリガニ片手にザリガニ小僧が 「これ!! 捕まえた!」 おまえかよ。。。。 「すみません・・ どうしても見せるってきかなくて・・」 いえいえ、立派なアメリカで。。。 お焼香・・ 子供達は最後にまとめて部屋の廊下で行われた。 そしてあいつが・・あいつが香を全部使い切った・・ びえ~ん。。 式中、四幡(葬儀幡)と呼ばれる、お寺さんの、たぶんありがた~い文字の書いてある長い半紙5枚のうちの1枚・・よりにもよって故人さんのお名前が書かれている長半紙が、笹にしっかりくくりつけていたにもかかわらず風で飛ばされ、一生懸命追いかけたのですが間に合わず・・ 車に轢かれてしまいました。 PR
昨日は、ないない館2度目のギターコンサート。
亡くなられた方の名前が書かれている、式場入り口にでーんと置かれた看板・・
先月、振り込め詐欺に遭い、つらく悔しい思いをしたばあちゃんの家に行ってきました。
親戚がぞろぞろ集まる場所には、いろいろと口うるさい人の一人や二人はいるもの。
葬儀の直前までいろいろと揉めている親族も少なくない。 先日も、故人の娘さんが棺の前で親戚らしい人に何やら言われて泣いていた。 式の細かい段取りを喪主である娘さんと相談していたのは、ないない館のメガネくん。 ふだんからメガネは、みんなと会話していてもちょっとズレていることが多い。 いつだったか、渦巻きが二つくっついたような模様の饅頭を見ながら、 「これ・・ナルトみたいじゃね?」 「ロッテンマイヤーさん」 「誰それ?」 「え?知らんの? ハイジの家庭教師」 と、どうでもいい話をしているところにメガネがとことこやって来た。 「これ、何に見える?」 と聞くと 「そんなに僕の口から言わせたいんですかああ!!」 へっ? 「だから・・そんなに僕の口から言わせたいんですか!」 ん? ピンク色の渦巻き模様から、彼は何を想像したのだろう・・・? ロバのパンの話をしている時も、 「本物のロバが引っぱってくるロバのパンって知らん?」 って聞くと 「え?美味しいの?」 唯一、ロバじゃなくてパンに興味を示した貴重な人物。 そんな彼が、親を亡くし、身内にごちゃごちゃと言われ 「ごめんなさいね、みっともないとこお見せして・・ 」 目を真っ赤に腫らしながら職員にまで気を遣う娘さんに何を思ったか、 メガネの両手は横に大きく広げられ 「そんな悲しい顔・・ しないでください」 やっぱり・・ちょっとズレてる。。
Powered by 忍者ブログ
Design by まめの
Copyright © [ わびもさびもない ] All Rights Reserved. http://wasabi1.blog.shinobi.jp/ |