昨日もないない館。
もう、少々の事では驚かなくなってきました。
式も無事終わり、いよいよ出棺。
霊柩車、タクシー5台、自家用車1台が斎場に向けて右方向に出発。
式場の前はすぐに広い道路。
いつもは男性社員が行き交う車を止めて司会に合図を送るということになっている。
でも・・昨日は違ってた。
駐車場からちょこっと顔を出して待機している自家用車の横に立っていると
O-さんがやってきて
「もうええよね。準備できたよね」と言いながら司会さんにOKの合図を出した。
司会さんの「ご出棺でございます」の声で合唱しながら深く頭を下げ、霊柩車、タクシーが1~2台出たかな~ってころに頭を上げ、あとは合唱の手を下げて再び頭を下げる・・はずだった。
タクシーが1~2台出たかな~って頭を上げようとしたら一足先に頭を上げていたO-さんが、「おらんし・・・」 えっ?
式場手前の2車線、右から左に走る車に停車をお願いする人が、いなかった。
たぶん・・「ご出棺でございます」って時は偶然車が通ってなかったんだろう。
斎場に向けて行くのは右。 左から右に向けて走る車の流れは道路の向こう側でメガネがしっかり止めていた。
Oーさんが「おらんし・・」と呟き、誰にも止められることなく黒塗りタクシーに突っ込んでくる2台の車を確認するまではほんの数秒のことなのに、すごく長い時間のように思えた。
「おらんし・・」って・・ 止めんと!!
第1式場の端から端まで(そんなに建物でかくないし)だだだだだあーっと走り
どうみてもタクシーに威嚇しているとしか見えない車の前で・・ (wmpスイッチON!)
僕は死にましぇん! 大の字バージョン by.わさび
(&トラックじゃない &車との距離ももうちょっとあり &スピードゆるめ)
そして道路の向こうでは、まだタクシーさえ全部出ていないのに、
メガネがその場から・・ 消えた。